玄関ドアの額縁の額縁にはどんな役割があるのでしょうか?
この記事では、玄関ドアの額縁の役割や、素材の選び方から取り付け方までをご紹介します。
また、玄関ドアの額縁のメンテナンス方法についても解説しております。
新たに玄関ドアの額縁の設置をお考えの方は、ぜひご参考にしてみてください。
玄関ドアの額縁とは?
玄関ドアの額縁とは、ドア枠の周囲を囲む仕上げ材のことを指します。
建物の外壁とドア枠の隙間を覆う役割があり、美観を向上させる効果もあります。
また、玄関ドアと建物の隙間からの、雨水や風の侵入を防ぐことも可能です。
玄関ドアの額縁には、木製や金属製、樹脂製などさまざまな素材があり、デザインや機能性に応じて最適なものを選択します。
玄関ドアの額縁の役割とは
玄関ドアの額縁はドア枠と外壁の隙間を覆い、雨風やホコリの侵入を防ぐ重要な役割を持ちます。
また、外観を美しく仕上げることで建物のデザイン性を向上させることも可能です。
加えて、額縁があることでドア枠の強度が増し、長期間にわたり安定した状態を維持できるでしょう。
さらに、断熱性や気密性を高める効果もあるため、最適な玄関ドアの額縁を選ぶことで、快適な室内環境の維持も可能です。
玄関ドアの額縁の用語を解説!
ここでは玄関ドアの額縁についての用語を解説していきます。
DIYで玄関ドアの額縁の取り付けを行う場合にも、用語を把握していれば、部材探しに役立ちます。
それぞれの名称や用語を知ることで、最適な玄関ドアの額縁を探す際のヒントになるでしょう。
室内額縁
室内の開口部(ドアや窓など)の周囲を装飾する枠のことです。
壁との境界を美しく仕上げる役割があります。
また、デザインや素材によって空間の印象を変える効果も期待できます。
化粧枠
建具や窓、壁の端などに取り付ける仕上げ用の枠のことです。
機能性だけでなく、見た目を整える目的で使われます。
木製や樹脂製でできたものが多いのが特徴です。
内装枠
室内のドアや窓の周囲に設置する枠材のことです。
壁とのつなぎ目をカバーし、デザイン性と耐久性を向上させるために使用されます。
枠セット
ドアや窓の枠を構成する部材のセットのことです。
施工時には玄関ドアと額縁を一括で取り付けることができるため、組み立てや設置がしやすいのが最大のメリットです。
玄関ドアの額縁の素材にはどんな種類がある?
ここからは、玄関ドアの額縁の素材や種類についてご紹介します。
また、建物の雰囲気に合わせてデザインを選ぶ方法についてもまとめました。
玄関ドアの額縁のメンテナンス方法についても一緒に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
玄関ドアの額縁の素材
玄関ドアの額縁によく使用される素材は、以下の通りです。
- 木製(天然木・合板)
- アルミ製
- 樹脂製(PVCなど)
- ステンレス製
今回はそれぞれの特徴や玄関ドアの額縁に利用する際の、メリット・デメリットについて解説していきます。
木製(天然木・合板)の玄関ドアの額縁
木製の玄関ドアの額縁は、自然な風合いが魅力でナチュラルなデザインの家におすすめです。
木製の素材には、温かみがありデザインの自由度が高いのがメリットといえます。
また、湿気や雨に弱く、腐食やひび割れが発生しやすい点には注意が必要です。
アルミ製の玄関ドアの額縁
アルミ製の玄関ドアの額縁は、軽量で耐久性があり、現代的なデザインが多いのが特徴です。
アルミ製の素材はサビに強く、メンテナンスが楽な点がメリットです。
ですがアルミ製は価格が高めで、木製に比べると高級感が劣るのがデメリットです。
樹脂製(PVCなど)の玄関ドアの額縁
樹脂製の玄関ドアの額縁は、耐水性が高く、雨や湿気に強いのがメリットです。
また、価格が比較的安く、カビや腐食の心配が少ない点も魅力といえます。
一方、紫外線で劣化しやすく、強度が木やアルミより低い点には注意しましょう。
ステンレス製の玄関ドアの額縁
ステンレス製の玄関ドアの額縁は、高級感があり、錆びにくく耐久性が抜群です。
また、風雨に強く長期間メンテナンス不要な点も魅力的です。
しかし、ステンレス製はコストが高く、デザインの種類が少ないのがデメリットです。
玄関ドアの額縁のメンテナンス方法
木製の額縁は、定期的に防腐剤や塗料を塗り直し、ひび割れや虫害がないか確認しましょう。
金属製(アルミやステンレス)は、汚れをこまめに拭き取り、錆びが発生した場合は防錆スプレーで対処します。
樹脂製は、汚れを中性洗剤で洗い流し、紫外線による劣化を防ぐために保護剤を塗ると良いでしょう。
どの素材も、定期的にチェックしてひび割れや緩みがないか確認し、早めの補修を行うことで長持ちさせられます。
玄関ドアの額縁の選び方
玄関ドアの額縁を選ぶ際には、以下の3点に注目しましょう。
- 玄関ドアの額縁の素材や色選び
- 玄関ドアの額縁のインテリアとの調和の取り方
- 玄関ドアの額縁の価格や購入先をチェック
以下ではそれぞれのポイントについて詳しくご紹介しています。
玄関ドアの額縁選びのご参考にしてみてください。
玄関ドアの額縁の素材や色選び
玄関ドアの額縁の素材は、木製・金属製・樹脂製が主流です。
色選びには、ドアや外壁との調和が重要で、ナチュラルな木目調、シックなブラック、上品なホワイトなどが人気です。
ここでは、建物のデザインや好みに合わせた選び方についてご紹介します。
木製額縁
木製の玄関ドアの額縁は、天然の木目が美しく、温かみのあるデザインが魅力的です。
断熱性が高く、和風・洋風どちらの住宅にも調和しやすいのがメリットです。
アルミ額縁
アルミ製の玄関ドアの額縁は、軽量で錆びにくく耐久性に優れています。
デザインのバリエーションが豊富で、モダンな住宅に適しています。
ステンレス額縁
ステンレス性の玄関ドアの額縁錆びに強く耐久性が高い点がメリットです。
高級感のある仕上がりで、シンプルモダンなデザインに合わせやすいです。
樹脂製の玄関ドア額縁
樹脂製の玄関ドアの額縁は、プラスチック系の素材を使用し、軽量で耐久性があります。
また、さまざまなデザインに対応できるのも大きな特徴です。
断熱性やメンテナンス性の高さから、多くの玄関ドアの額縁に採用されています。
玄関ドアの額縁のインテリアとの調和の取り方
玄関ドアの額縁は、外観だけでなく室内のインテリアとも調和させると統一感が生まれます。
ナチュラルテイストなら木目調、モダンなインテリアなら金属製やダークカラーが相性抜群です。
また、床材や壁紙と色を合わせると、一体感が出て洗練された雰囲気になります。
さらに、額縁のデザインがシンプルな場合は、装飾アイテムでアクセントを加えると個性が引き立ちます。
玄関ドアの額縁は、全体のバランスを考えた選び方が重要です。
玄関ドアの額縁の価格や購入先をチェック
玄関ドアの額縁の価格は、素材やデザイン、メーカーによって異なります。
一般的には樹脂製が比較的安価で、木製や金属製は高価になる傾向があります。
購入先は、ホームセンターや建材専門店、インターネット通販など多岐にわたります。
特にネットショップでは種類が豊富で、口コミや評価を参考に選べるのがメリットです。
施工を依頼する場合は、工務店やリフォーム会社と相談し、設置費用も含めたトータルコストを確認することが大切です。
今すぐできるメンテナンス方法
玄関ドアの額縁のメンテナンス方法についてお困りの際は、ぜひ以下の点に注目してみてください。
- 汚れの落とし方と掃除方法
- 経年劣化による交換のタイミング
- メンテナンスを怠った場合のリスク
掃除の方法やメンテナンス方法を知ることで、玄関ドアの額縁を美しい状態のまま長く維持することができるでしょう。
汚れの落とし方と掃除方法
玄関ドアの額縁はホコリや雨水、手垢などで汚れやすいため、定期的な掃除が重要です。
まず、乾いた布やハンディモップで表面のホコリを落とし、中性洗剤を薄めた水でやさしく拭き取ります。
頑固な汚れには、柔らかいスポンジを使い、強くこすらないようにしましょう。
最後に水拭きと乾拭きを行い、水分をしっかり取り除くことで、シミや劣化を防ぐことができます。
定期的な掃除を行うことで玄関ドアの額縁の耐久性を維持しましょう。
経年劣化による交換のタイミング
玄関ドアの額縁は、経年劣化によりひび割れや反りが発生することがあります。
特に木製の場合は、湿気や紫外線の影響で腐食が進みやすく、塗装の剥がれも劣化のサインです。
金属製でも、サビや変色が見られたら交換を検討してください。
また、ドアとの隙間が広がると断熱・防音効果が低下するため、10〜15年を目安に状態を確認する必要があります。
必要に応じて交換を行うことで、玄関の断熱性や保温性を維持できます。
メンテナンスを怠った場合のリスク
額縁のメンテナンスを怠ると、汚れが蓄積してしまいます。
そうなると今度は、美観を損なうだけでなく、カビやサビの原因になりかねません。
さらに、ひび割れや隙間が放置されると雨水が侵入し、内部の木材が腐食する恐れがあります。
結果として、ドア枠のゆがみや開閉不良が発生し、最悪の場合は額縁だけでなくドア全体の交換が必要になることもあるでしょう。
そうならないためにも、定期的な清掃や点検を行ってください。
小さな異変に早めに対処することで、大掛かりな修繕を防ぐことができ、余計な費用が発生せずに済みます。
自分で取り付け!DIYで行う際の注意点
玄関ドアの額縁は、ご自身で取り付けを行うことが可能です。
その際、玄関ドアの額縁の設置費用を抑える場合は、DIYを選択しましょう。
より完璧な仕上がりを求める場合は、業者へ依頼することをおすすめします。
今回は、玄関ドアの額縁をDIYで取り付ける際や、業者へ依頼する場合に気をつけるべきポイントをご紹介します。
玄関ドアのメーカーごとにサイズは違う?
玄関ドアの額縁は、メーカーやモデルごとにサイズや仕様が異なるため、事前にドアの型番を確認し、適合する額縁を選びましょう。
特に、リフォーム用と新築用では取り付け方法が異なる場合があるため、寸法を正確に測ってください。
既製品が合わない場合は、オーダーメイドが必要になる場合もあります。
玄関ドアの額縁は、適切なサイズを選ばないと、隙間ができたり取り付けが不安定になったりするため、慎重な準備が求められます。
賃貸でも取り付け可能?
賃貸物件では、玄関ドアの額縁を取り付ける際に管理会社や大家の許可が必要です。
特にビス(部材同士を固定させるネジ)や接着剤を使用すると、原状回復が難しくなるため注意しましょう。
賃貸でも取り付け可能な方法として、粘着式やマグネット式の額縁を活用する手があります。
また、既存の額縁の上からカバーを設置するタイプもあり、これなら原状回復が比較的簡単に行うことができます。
施工前には必ず事前確認を行い、トラブルを避けるようにしましょう。
専門業者に依頼する合の費用やメリット・デメリット
専門業者に依頼すれば、施工の確実性が高まるでしょう。
また、専門業者が持つ技術により、隙間のない仕上がりが期待できます。
費用は額縁の種類や工事内容によりますが、一般的に2〜5万円程度が相場です。
専門業者に依頼するメリットは、高品質な施工とトラブルを回避できる点にあります。
一方、デメリットとして挙げられるのは、DIYに比べ費用がかかる点や、工事の日程調整が必要になることです。
初めてのDIYで不安がある場合には、専門業者へ依頼することをおすすめします。
記事のまとめ:玄関ドアの額縁とは装飾的な枠組みでありドアの見栄えを良くする役割を果たす
玄関ドアの額縁とは、ドア枠の周囲を囲む仕上げ材のことです。
玄関ドアの額縁は、建物のデザインや好みに合わせたものを選ぶことをおすすめします。
さらに、室内のインテリアと調和させることで、統一感が生まれます。
玄関ドアの額縁を美しい状態のまま長く保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。
玄関ドアの額縁は、自身で取り付けを行うことが可能であり、DIYで取り付けを行うことで設置費用を抑えられます。
また、専門業者に依頼すれば、より確実に理想の玄関ドアの額縁の施工を実現できます。
玄関ドアの額縁は、建物や室内全体のバランスを考えて選びましょう。